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特集 シナプスをめぐるシグナリング 9.ニューロペプチド
小脳とCRH
著者: 宮田麻理子1
所属機関: 1東京女子医科大学 第一生理学講座
ページ範囲:P.484 - P.485
文献購入ページに移動 コルチコトロピン放出ホルモン(CRHもしくはCRF:Corticotropin-Releaseing Hormone or Factor)は41個のアミノ酸からなり,視床下部ホルモンの一種として視床下部-下垂体-副腎皮質系(HPA axis)に属し,ACTHの基礎分泌の調節とストレス応答による分泌を直接担うものとして発見された。しかしながら近年では,CRHがHPA axisとは独立して中枢神経系・末梢神経系の各場所において様々な働きを担っていることが明らかになりつつある。中枢神経系ではシナプス伝達を修飾したり,シナプス可塑性に関与していることが近年報告されている。
参考文献
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