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特集 シナプスをめぐるシグナリング 15.受容体トラフィッキング
受容体の膜輸送によるシナプス機能制御
著者: 清末和之1
所属機関: 1産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門 脳遺伝子研究グループ
ページ範囲:P.534 - P.536
文献購入ページに移動 げっ歯類,海馬歯状回への投射シナプスにおける伝達が一過的な電気刺激によってその強度が変化し,長期に続く現象(長期増強;LTP)が発見されて以来,記憶・学習の細胞レベルのモデルとして,その分子機構の解明に詳細な研究がなされてきた。シナプス可塑性の発現におけるグルタミン酸受容体の膜輸送の関与と制御機構としての可能性について紹介する。
参考文献
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掲載誌情報