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文献詳細

雑誌文献

生体の科学61巻6号

2010年12月発行

特集 細胞死か腫瘍化かの選択

WT1遺伝子-その機能と癌の発生・進展における役割

著者: 尾路祐介1

所属機関: 1大阪大学大学院 医学系研究科 癌幹細胞制御学

ページ範囲:P.594 - P.600

文献概要

 WT1遺伝子は,小児腎腫瘍ウイルムス腫瘍において不活化していることからその原因遺伝子として単離された遺伝子で,従来,癌抑制遺伝子と考えられてきた1)。しかしながらその後の研究により,白血病や多くの固形癌においてむしろ癌遺伝子として機能していることが明らかになってきた。本稿ではWT1遺伝子の機能とその癌の発生・進展における役割について述べる。

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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