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文献詳細

雑誌文献

生体の科学62巻2号

2011年04月発行

文献概要

特集 筋ジストロフィーの分子病態から治療へ

デュシェンヌ型筋ジストロフィーに対するエクソンスキップ療法

著者: 青木吉嗣1 武田伸一1

所属機関: 1国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 遺伝子疾患治療研究部

ページ範囲:P.128 - P.133

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 筋ジストロフィーのうち,最も患者数が多く重症のデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)に対する新しい治療法として,アンチセンスオリゴヌクレオチド(antisense oligonucleotide;AO)を用いたエクソンスキップ療法が近年有望視され,治療対象となる患者数が最も多いエクソン51を標的にしたエクソン51スキップの国際共同治験phase Ⅲが日本,フランス,ドイツなどで開始された。本稿では,DMDの新規治療法の中で最も臨床応用に近いと期待されているAOを用いたエクソンスキップ療法について,どのように研究が進められ,臨床への展開が期待されているのかを中心に述べたい。

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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