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文献詳細

雑誌文献

生体の科学62巻5号

2011年10月発行

文献概要

特集 細胞核―構造と機能 2.核膜孔複合体

Nup107/133 complexが作る核膜孔複合体の基礎構造

著者: 三村恭弘1 今本尚子1

所属機関: 1理化学研究所 基幹研究所 今本細胞核機能研究室

ページ範囲:P.390 - P.391

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 核膜孔複合体(nuclear pore complex;NPC)は酵母から脊椎動物まで広く保存された巨大建造物である。この巨大な構造体は核内膜と核外膜からなる二重の核膜で隔てられた核と細胞質をつなぐ唯一の通路であり,その中を運搬体タンパクが積荷タンパク質やmRNAなどの分子を双方向に運搬している。本稿ではこの巨大建造物が構築されている基礎構造について紹介する。

参考文献

21:387-397, 2002
18:643-649, 2011
14:138-146, 2007
141:1030-1041, 2010
192:855-871, 2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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