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文献概要
特集 細胞核―構造と機能 5.染色体
ヒストンH2Aのバリアント
著者: 藤田道也1
所属機関: 1浜松医科大学
ページ範囲:P.440 - P.441
文献購入ページに移動ヒストンH2A.Z
ヒストンH2A.Z(以下H2A/z)は保存性の高いバリアントで,全多細胞生物で90%以上の配列同一性を示す。ヒトでH2A/zは全H2Aファミリーの5-10%を占める。
H2A/zはアノテーションの付いたプロモーター領域の50%および転写因子の結合サイトにも局在する。この場合,H2A/zはクロマチン修飾酵素やATP-依存性クロマチンリモデラーを動員する1)。
ヒストンH2A.Z(以下H2A/z)は保存性の高いバリアントで,全多細胞生物で90%以上の配列同一性を示す。ヒトでH2A/zは全H2Aファミリーの5-10%を占める。
H2A/zはアノテーションの付いたプロモーター領域の50%および転写因子の結合サイトにも局在する。この場合,H2A/zはクロマチン修飾酵素やATP-依存性クロマチンリモデラーを動員する1)。
参考文献
285:4645-4651, 2009
19:967-977, 2009
278:20303-20312, 2003
6(6):e21512, 2011
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