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文献詳細

雑誌文献

生体の科学62巻5号

2011年10月発行

特集 細胞核―構造と機能

5.染色体

ヒストンH2Aのバリアント

著者: 藤田道也1

所属機関: 1浜松医科大学

ページ範囲:P.440 - P.441

文献概要

ヒストンH2A.Z

 ヒストンH2A.Z(以下H2A/z)は保存性の高いバリアントで,全多細胞生物で90%以上の配列同一性を示す。ヒトでH2A/zは全H2Aファミリーの5-10%を占める。

 H2A/zはアノテーションの付いたプロモーター領域の50%および転写因子の結合サイトにも局在する。この場合,H2A/zはクロマチン修飾酵素やATP-依存性クロマチンリモデラーを動員する1)

参考文献

285:4645-4651, 2009
19:967-977, 2009
278:20303-20312, 2003
6(6):e21512, 2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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