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文献詳細

雑誌文献

生体の科学62巻5号

2011年10月発行

文献概要

特集 細胞核―構造と機能 5.染色体

ヒストンH3

著者: 立和名博昭1 胡桃坂仁志1

所属機関: 1早稲田大学 先端生命医科学センター

ページ範囲:P.442 - P.443

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 真核生物のゲノムDNAを核内に収納するクロマチン構造は,ヌクレオソームを基本構造としている。ヌクレオソームは,4種類の塩基性タンパク質コアヒストンH2A,H2B,H3,H4からなるヒストン八量体にDNAが巻きついた構造を形成している1)。H4を除くコアヒストンには相同性の高いバリアントが存在することが知られており,ヒトのH3には,H3.1,H3.2,H3.3,H3T(またはH3.4),H3.5,H3.X,H3.Y,CENP-Aの8種類が同定されている。本項ではヒストンH3について,ヒトH3のバリアントを中心に概説する。

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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