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文献詳細

雑誌文献

生体の科学62巻5号

2011年10月発行

文献概要

特集 細胞核―構造と機能 7.核内移行

糖鎖修飾によるナノ粒子の核移行

著者: 新倉謙一1 居城邦治1 関口翔太2

所属機関: 1北海道大学 電子科学研究所 2北海道大学大学院 総合化学院

ページ範囲:P.496 - P.497

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 ナノ材料を用いた薬剤輸送やセンシングはナノテクノロジーの大きな目標の一つである。近年,様々な機能を有するナノ粒子(例えば蛍光特性,磁性,薬剤内包能,刺激応答性など)の合成法が報告され,表面修飾によって生体内で機能を発現する研究が行われるようになった。しかしながら,薬剤輸送の最終目的である細胞核へのナノ粒子の送達技術はまだ発展途中である。ここでは,糖鎖修飾によるナノ粒子の核移行に関して筆者らの最近の知見について紹介する。

参考文献

207:197-201, 1993
9:2623-2627, 2008
(in press)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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