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文献詳細

雑誌文献

生体の科学62巻6号

2011年12月発行

文献概要

特集 コピー数変異

発がん遺伝子METのコピー数多型と予後

著者: 奥田勝裕1 佐々木秀文1 藤井義敬1

所属機関: 1名古屋市立大学大学院 医学研究科 腫瘍・免疫外科学

ページ範囲:P.552 - P.555

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 近年,分子標的治療が個別治療法として注目されるようになってきており,様々ながんにおいて発がん遺伝子や治療に対する標的遺伝子の解明に向け研究がなされている。発がん遺伝子の活性化を起こす機序としては遺伝子増幅や突然変異などが知られており,発がん遺伝子が活性化されることにより細胞増殖・浸潤・遠隔転移などが起こることが知られている。本稿では肝細胞増殖因子(hepatocyte growth factor;HGF)を特異的リガンドとするMET遺伝子のコピー数多型について最近の知見を概説したい。

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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