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特集 小脳研究の課題(2)
特集に寄せて
著者: 伊藤正男1
所属機関: 1理化学研究所脳科学総合研究センター
ページ範囲:P.2 - P.2
文献購入ページに移動 『生体の科学』本号では,昨年の62巻4号に続き小脳研究を再び特集課題として取り上げた。現代の脳科学では,ニューロンに関する分子細胞レベルの知見の集積と,脳の神経回路網についてのシステム的な理解の進歩が平行して進行している。われわれはどこかでこの二つの道が合流し融合して,脳の完全な理解に導くと固く信じているが,そうなるにはまだまだ多くの進歩が必要であろう。
そのような路線をひた走ってきた小脳研究の今後の発展は,これからの脳研究全体の成功の試金石であるといっても過言ではないだろう。
そのような路線をひた走ってきた小脳研究の今後の発展は,これからの脳研究全体の成功の試金石であるといっても過言ではないだろう。
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