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文献詳細

雑誌文献

生体の科学63巻1号

2012年02月発行

文献概要

特集 小脳研究の課題(2)

小脳プルキンエ細胞樹状突起活動のin vivoイメージング

著者: 喜多村和郎1 橋本浩一2 狩野方伸1

所属機関: 1東京大学大学院 医学系研究科 生理学講座 神経生理学分野 2広島大学大学院 医歯薬学総合研究科 神経生理学

ページ範囲:P.26 - P.33

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 近年のイメージング技術の進歩により,生体内における神経活動をリアルタイムで直接捉えることが可能となっている。特に,2光子励起顕微鏡と分子プローブを用いた神経細胞内Ca2+動態イメージングは,個々の神経細胞レベルから細胞の微細構造(樹状突起,軸索)レベルまでの活動を計測できる方法として広く用いられるようになっている。本稿では,これらの技術を用いて解析された小脳プルキンエ細胞樹状突起活動の特徴について,筆者らの成果を中心に最近の知見を概説する。

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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