文献詳細
文献概要
書評
Fifty Years of Neuromuscular Disorder Research after Discovery of Creatine Kinase as a Diagnostic Marker of Muscular Dystrophy
著者: 辻省次1
所属機関: 1東京大学医学部
ページ範囲:P.70 - P.71
文献購入ページに移動 『Fifty Years of Neuromuscular Disorder Research after Discovery of Creatine Kinase as a Diagnostic Marker of Muscular Dystrophy』は,杉田秀夫先生が1959年に進行性筋ジストロフィーの特異的なマーカー血清creatine kinase(CK)を発見されてから50年目という節目の年に,東京都内で開催された国際シンポジウム(50th Anniversary Symposium. Discovery of Serum Creatine Kinase as a Diagnostic Marker of Muscular Dystrophy. 2009年1月9-10日)を武田伸一氏が監修された報告記である。
この本は二つのパートから構成されている。一つは,杉田先生が綴るCK発見の歴史とわが国の筋肉病学に対するメッセージである。もう一つは,“Sugita Schuleの人々”と呼んでもよいと思われる,日本の筋肉病学を担ってきた現役の研究者たち,およびDr. Bushby,Dr. Kunkel,Dr. Hoffmanら,杉田先生と親交の深い国際的な筋肉病学者の寄稿による珠玉の論文集からなる。
この本は二つのパートから構成されている。一つは,杉田先生が綴るCK発見の歴史とわが国の筋肉病学に対するメッセージである。もう一つは,“Sugita Schuleの人々”と呼んでもよいと思われる,日本の筋肉病学を担ってきた現役の研究者たち,およびDr. Bushby,Dr. Kunkel,Dr. Hoffmanら,杉田先生と親交の深い国際的な筋肉病学者の寄稿による珠玉の論文集からなる。
掲載誌情報