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文献詳細

雑誌文献

生体の科学64巻5号

2013年10月発行

文献概要

増大特集 細胞表面受容体

代謝調節型グルタミン酸受容体の活性化によるNMDA受容体サブユニットのチロシンリン酸化促進

著者: 高木教夫1

所属機関: 1東京薬科大学 薬学部 応用生化学教室

ページ範囲:P.416 - P.417

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●グルタミン酸受容体

 グルタミン酸は脳の主要な興奮性神経伝達物質であり,記憶や学習などの脳高次機能の発揮に深く関与している。神経伝達物質グルタミン酸は,このような生理学的に重要な機能を担う一方,脳梗塞やアルツハイマー病などに限らず種々の精神疾患の病態にもかかわると考えられている。それら多様な情報伝達を担う受容体はイオンチャネルを内在するイオンチャネル型受容体とGタンパク質に共役する代謝型受容体に大別され,翻訳後修飾やタンパク質相互作用により受容体機能が精密に制御されている。

参考文献

22:9679-9686, 2002
19:880-888, 1999
105:1625-1634, 2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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