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文献詳細

雑誌文献

生体の科学64巻5号

2013年10月発行

文献概要

増大特集 細胞表面受容体 )

視床下部神経細胞でのGnRH受容体刺激によるErbB4の切断反応

著者: 山本秀幸1 仲嶺(比嘉)三代美1

所属機関: 1琉球大学大学院医学研究科 生化学講座

ページ範囲:P.468 - P.469

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 視床下部にはゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)を産生・放出するGnRHニューロンが存在する。GnRHニューロンにはGnRHに対する自己受容体が存在し,細胞の機能が制御されている。われわれはマウスのGnRHニューロンの培養株細胞であるGT1-7細胞を用いてGnRH受容体刺激後の細胞応答について検討を行ってきた。その過程でGnRH受容体の刺激により,ErbB4の切断反応(以下,切断反応と略する)が起こることを見いだした1)。今回,GnRHニューロン以外で報告されてきた切断反応を説明した後に,われわれの研究結果について紹介する。

参考文献

227:2492-2501, 2012
271:18989-18995, 1996
284:66-77, 2003
275:10379-10387, 2000
260:33-36, 1999

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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