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増大特集 細胞表面受容体
セマフォリン3A受容体としてのニューロピリン1・プレキシンA複合体
著者: 中村史雄1 五嶋良郎1
所属機関: 1横浜市立大学医学部 分子薬理神経生物学
ページ範囲:P.498 - P.499
文献購入ページに移動セマフォリンはその一次構造から無脊椎(1,2),脊椎動物(3-7),ウイルス(V)のクラスに分類される。セマフォリンの多くはプレキシン(Plexin)を直接あるいは間接的な受容体・シグナル伝達分子とする1)。Plexinは細胞外にSema領域を持ち,セマフォリンの遠縁分子と考えられる。また,Plexinは一次構造からA-Dのクラスに分類され,その中に1~数個のメンバーを持つ。ここではクラス3セマフォリンのSema3Aとその情報伝達機構について述べる。
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