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文献詳細

雑誌文献

生体の科学64巻5号

2013年10月発行

文献概要

増大特集 細胞表面受容体

TLR4多型によるリガンド応答変化

著者: 山川奈津子1 三宅健介2

所属機関: 1東海大学医学部 基盤診療学系再生医療科学 幸谷研究室 2東京大学医科学研究所 感染遺伝学部門

ページ範囲:P.510 - P.511

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 TLR4/MD-2は,大腸菌をはじめとするグラム陰性菌の細胞膜の構成成分であるリポ多糖(lipopolysaccharide;LPS)を検出するセンサーである。TLR4がMD-2を介してリガンド分子のLPSを認識すると,LPS依存的にTLR4/MD-2の二量体を形成し,TLR4/MD-2二量体が細胞内へ移行することでシグナルを伝達する。そして炎症性サイトカインやⅠ型インターフェロン産生が誘導され,最終的に外界から侵入してきた病原体は除去されるため,われわれは日々を健康的に暮らすことができている。

参考文献

104:16645-16650, 2007
25:187-191, 2000
347:185-192, 2002
287:40611-40617, 2012
25:45-52, 2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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