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文献詳細

雑誌文献

生体の科学65巻5号

2014年10月発行

増大特集 生命動態システム科学

Ⅱ.数理生物学 1.理論

(3)進化の数理生物学

著者: 巌佐庸1

所属機関: 1九州大学理学研究院 生物科学部門 数理生物学

ページ範囲:P.440 - P.441

文献概要

■はじめに

 生物や生命システムには行動や形や生理がうまくできていると感じられる。この適応性は長い進化プロセスで選び抜かれてできてきたものである。発生がロバストであり,シグナル伝達系がノイズに強いことは,少々の変動にもめげずに正常に発生し適切に環境適応できるタイプが選ばれてきたからだ1)

参考文献

1)巌佐 庸:生命の数理.共立出版,2008
. 336:110-118, 2013
3)阿部知顕,前田靖男(編著):細胞性粘菌:研究の新展開—モデル生物・創薬資源・バイオ.アイピーシー出版,2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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