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文献詳細

雑誌文献

生体の科学65巻5号

2014年10月発行

増大特集 生命動態システム科学

Ⅱ.数理生物学 2.分子

(1)生化学反応ネットワークのシミュレーション

著者: 岩本一成1 海津一成1 高橋恒一1

所属機関: 1理化学研究所 生命システム研究センター 生化学シミュレーション研究チーム

ページ範囲:P.446 - P.447

文献概要

■はじめに

 細胞機能の多くは,一連のタンパク質分子が引き起こす一連の化学反応(生化学反応ネットワーク)により実現されており,その生化学反応ネットワークは非常に多くのタンパク質や化学物質から構成されている。このような複雑なネットワークの振る舞いを理解・解析するうえで,数理モデル化と計算機シミュレーションは非常に有用であり,また,電子計算機の黎明期からの応用対象の一つでもある。本稿では最先端の1分子粒度シミュレーションにも触れながら生化学反応ネットワークのシミュレーション技術について紹介する。

参考文献

. 20:538-546, 2004
. 579:1783-1788, 2005
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. 107:2473-2478, 2010
. 108:12675-12680, 2011
. 15:72-84, 1999

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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