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特集 エピジェネティクスの今
ヒストン制御とエピジェネティクス
著者: 羽田政司1 岡田由紀2
所属機関: 1東京大学大学院農学生命科学研究科 応用生命工学専攻 2東京大学分子細胞生物学研究所 病態発生制御研究分野
ページ範囲:P.535 - P.540
文献購入ページに移動クロマチン構造はゲノム収納のためだけでなく,遺伝子発現制御に重要な役割を果たすことが近年わかってきた。このクロマチン構造を介した遺伝子発現の制御機構は“エピジェネティクス”と呼ばれ(エピは“上”“外”“追加”という意味の接頭語。ここでは遺伝学/遺伝子を取り巻くクロマチンによる制御機構と解釈される),遺伝子を“いつ”“どこで”“どの程度”発現させるかを規定している。
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