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特集 エピジェネティクスの今
環境エピジェネティクス変化と疾患
著者: 久保田健夫1 三宅邦夫1 針谷夏代1 望月和樹2
所属機関: 1山梨大学医学部 環境遺伝医学講座 2山梨大学 生命環境学部 地域食物科学科
ページ範囲:P.547 - P.552
文献購入ページに移動一方,エピジェネティクス疾患研究は,ゲノムインプリンティングやX染色体不活化が関係する先天性疾患から始まり,最近は糖尿病や精神疾患などの生活習慣や環境に起因する後天性疾患に広がってきた。上記のとおり,エピジェネティクスは元々感染という環境ストレスへの応答メカニズムであったことから,栄養ストレスや精神ストレスで発症するこれらの疾患の研究に発展したことは自然な流れであったのかもしれない。
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