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特集 使える最新ケミカルバイオロジー
特集「使える最新ケミカルバイオロジー」によせて
著者: 浦野泰照12
所属機関: 1東京大学大学院薬学系研究科薬品代謝化学教室 2東京大学大学院医学系研究科生体情報学分野
ページ範囲:P.94 - P.94
文献購入ページに移動このように,医学・生物学研究の進展に化学物質が大きな貢献をしていることは間違いないが,その大半は最初から自然界に存在している物ではなく,化学者が頭を捻って設計・開発した物である。このような生物学研究に資する新たな化学物質を創製する学問を“ケミカルバイオロジー”と呼び,現在では化学領域研究の一つの大きな柱となっている。本特集では,最新のケミカルバイオロジー研究のうち,特に生きている細胞の観察や操作に大きな寄与をする機能性化合物開発に関する最新の研究成果を紹介する。
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