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文献詳細

雑誌文献

生体の科学66巻4号

2015年08月発行

文献概要

特集 新興・再興感染症と感染症対策 A.ウイルス

ヒトスジシマカがウイルスを媒介する─デング熱,チクングニア熱

著者: 高崎智彦1

所属機関: 1国立感染症研究所ウイルス第一部

ページ範囲:P.292 - P.295

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 近年,ヒトスジシマカを媒介蚊として利用するウイルス感染症が世界的に流行を拡大している。それは,デング熱とチクングニア熱である。ヒトスジシマカは東南アジア原産の蚊であるが,ネッタイシマカよりも温帯地域に適応でき,乾燥に強い卵が世界的な物流の移動により生息域を拡大している。この二つのウイルス感染症の病態と臨床,ウイルス学的特徴,実験室診断,感染予防対策について概説する。

参考文献

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13)US CDC:Guidelines for DEET Insect Repellent Use. http://www.cdc.gov/malaria/toolkit/DEET.pdf(accessed:21st Apr, 2015)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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