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文献詳細

雑誌文献

生体の科学66巻4号

2015年08月発行

特集 新興・再興感染症と感染症対策

D.原虫

マラリア対策の現状と展望

著者: 河津信一郎1 田中健Q1

所属機関: 1帯広畜産大学原虫病研究センター先端予防治療学分野

ページ範囲:P.343 - P.346

文献概要

 マラリアは蚊に媒介されるPlasmodium属の原虫が引き起こす寄生虫感染症であり,毎年約2億人が感染し,数十万人が犠牲となっている。主に熱帯地方に分布し,犠牲者の9割以上がサハラ以南の5歳以下の乳幼児である。その地域的広がりと患者数の多さから,世界保健機構はマラリアをAIDS,結核と並べて三大感染症として重大視し対策を進めている。

参考文献

. 11:e1001685, 2014
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. 57:4645-4652, 2013
. 42:268-271, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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