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増大特集 細胞シグナル操作法 Ⅰ.分子からみたシグナル操作法 2.Gタンパク質
ケモカインシグナル
著者: 遠田悦子1 寺島裕也1 松島綱治1
所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科分子予防医学教室
ページ範囲:P.412 - P.413
文献購入ページに移動ケモカインは細胞遊走を介して発生,自然免疫,獲得免疫を含む免疫応答全般,がんの増生,転移,炎症性疾患などに関与し,その働きは多岐にわたる1)。また,細胞遊走にかかわるのみならず,ヒト免疫不全ウイルス(human immunodeficiency virus;HIV)の共受容体として働くなど,微生物との接点としても重要である。
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