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著者: 野々村禎昭
所属機関:
ページ範囲:P.614 - P.614
文献購入ページに移動本号の特集は「グリア研究の最先端」を取り上げました。ご自身の研究がグリア領域で最先端を行く九州大学薬学部井上和秀教授にお願いして,最新のテーマと著者を考えていただきました。同教授が冒頭の「特集によせて」に書かれている研究の歴史にあるように,ニューロンの付属物であったグリアがやがてニューロンとグリアの相互作用となり,それがグリア同士のネットワークが脳神経作用の中核になっていく様子が,そして疾患とも関係していくことが多くの著者の記述から読み取れます。それは合衆国で2年おきに行われているGordon Research ConferenceのGlial Biology(本特集の著者の多くも活躍されています)の内容もこのような過程をとっています。
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