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文献詳細

雑誌文献

生体の科学67巻1号

2016年02月発行

文献概要

特集 記憶ふたたび

1.シナプスと記憶─シナプスと核の間の二方向性シグナリングの意義

著者: 酒井一輝1 金亮12 奧野浩行3 尾藤晴彦12

所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科神経生化学分野 2 3京都大学大学院医学研究科メディカルイノベーションセンター

ページ範囲:P.4 - P.8

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 “ハードウェアとしての脳”は,種を越えた普遍的原理に基づき形成・組織されている。一方,万人が共通の脳構造を保持するにもかかわらず,脳に実装されたソフトウェアにより,個々の脳ではユニークな思考,情動,行動が創発される。普遍的な構造にユニークな機能が備わるメカニズムを明らかにすることは,脳科学の大きな課題の一つである。

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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