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文献詳細

雑誌文献

生体の科学67巻1号

2016年02月発行

文献概要

特集 記憶ふたたび

9.オペラント条件づけで脳を探る

著者: 相馬祥吾12 川端政則3 礒村宜和1

所属機関: 1玉川大学脳科学研究所 2日本学術振興会 3玉川大学大学院脳科学研究科修士課程

ページ範囲:P.42 - P.46

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 われわれを含め動物は,自らの行動によって望ましい結果が得られた場合は,その行動を繰り返し,望ましくない結果が得られた場合は,その行動を回避するようになる。このような学習はオペラント学習と呼ばれ,多様に変化する環境で生きていくために必須の能力である。本稿では,オペラント条件づけを利用した行動実験課題を動物に学習させることで,脳の様々な情報処理を解明しようとする最新の研究について解説する。

参考文献

1)Skinner BF:The Behavior of Organisms:An Experimental Analysis. B.F. Skinner Foundation, Cambridge, Massachusetts, 1938
2)Mazur JE:Learning and Behavior:Sixth Edition. Psychology Press, New York, 2012
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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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