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文献詳細

雑誌文献

生体の科学67巻4号

2016年08月発行

文献概要

特集 認知症・神経変性疾患の克服への挑戦 Ⅱ.分子標的治療の確立を目指して

変性疾患の共通分子病態

著者: 藤田慶太12 岡澤均12

所属機関: 1東京医科歯科大学難治疾患研究所 2東京医科歯科大学脳統合機能研究センター神経病理学分野

ページ範囲:P.309 - P.313

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 神経変性疾患研究の長い歴史の上で,ここ20年の遺伝学的研究は,従来のタンパク質凝集仮説から,凝集前タンパク質による細胞機能障害のメカニズム探索へと,方向性の舵を切ることになった。数ある疾患に関する個々の研究は進んできたが,一方で疾患間の共通性にも注目が集まっている。本稿では,神経変性疾患の共通病態としてのDNA損傷修復不全について,筆者らが行ってきたオミックス解析の結果も紹介しながら議論したい。

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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