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文献詳細

雑誌文献

生体の科学67巻5号

2016年10月発行

増大特集 病態バイオマーカーの“いま”

Ⅰ.循環器疾患・血液疾患

可溶性CD40リガンドと急性冠症候群

著者: 後藤信哉1

所属機関: 1東海大学医学部内科学系循環器内科学

ページ範囲:P.386 - P.387

文献概要

 CD40リガンドは,活性化血小板から局所放出される炎症調節物質である。急性冠症候群の発症には動脈硬化巣の破綻と,破綻部位への血小板の集積が寄与する。血小板細胞は,全身の微小血管の内皮細胞機能の影響を受ける。血漿CD40リガンド濃度は全身の血管内皮細胞機能と関連し,急性冠症候群の病態を反映する。

参考文献

1)後藤信哉,浅田祐士郎:血栓症—やさしく,くわしく,わかりやすく.池田康夫編:pp1-150.南江堂,東京,2006
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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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