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文献詳細

雑誌文献

生体の科学67巻5号

2016年10月発行

増大特集 病態バイオマーカーの“いま”

Ⅰ.循環器疾患・血液疾患

有酸素運動とレジスタンス運動に伴い分泌されるマイオカイン

著者: 泉家康宏1

所属機関: 1熊本大学大学院生命科学研究部循環器内科学

ページ範囲:P.392 - P.393

文献概要

 近年,骨格筋は単なる運動器ではなく,様々な生理活性物質—いわゆるマイオカイン—を分泌する内分泌臓器として働くことが明らかとなってきた。このようなマイオカインの発現プロファイルは,有酸素運動とレジスタンス運動で異なることがわかってきた。マイオカインを介した臓器間ネットワークの解明は,運動療法の臨床的有用性の分子機序解明のみならず,新規バイオマーカーや治療標的の同定につながる可能性があると考えられる。

参考文献

. 481:463-468, 2012
. 19:96-108, 2014
. 7:159-172, 2008
. 283:32802-32811, 2008
. 582:3805-3810, 2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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