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文献詳細

雑誌文献

生体の科学67巻5号

2016年10月発行

文献概要

増大特集 病態バイオマーカーの“いま” Ⅱ.腎疾患

急性腎障害におけるバイオマーカー

著者: 土井研人1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院救命救急センター

ページ範囲:P.402 - P.403

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 急性腎障害(acute kidney injury;AKI)は2000年以降に提唱された新たな疾患概念であり,それまで急性腎不全(acute renal failure;ARF)と呼ばれていた病態に加えて,集中治療領域における多臓器不全の一分症も包括した,幅広い疾患スペクトラムを有する症候群である。なかでも早期診断と早期介入が強調され,血清クレアチニン濃度(sCre)上昇や尿量減少よりも鋭敏かつ正確な診断指標としてのバイオマーカーの開発が進められてきた。

参考文献

. 3:1615-1619, 2008
. 82:1114-1120, 2012
. 365:1231-1238, 2005
. 54:1012-1024, 2009
. 23:13-21, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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