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文献詳細

雑誌文献

生体の科学67巻5号

2016年10月発行

文献概要

増大特集 病態バイオマーカーの“いま” Ⅱ.腎疾患

尿中細胞外小胞(エクソソーム)と腎疾患

著者: 園田紘子1 池田正浩1

所属機関: 1宮崎大学農学部獣医薬理学研究室

ページ範囲:P.406 - P.407

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 代表的な細胞外小胞のサブセットであるエクソソームは,①細胞間の情報伝達を担っている,②由来する細胞が明瞭である,③細胞機能タンパク質を選択的に含んでいる,④細胞の状態に依存して生成されるなどの特徴を持つ。これらの特徴から臨床応用が期待されるために,この10年間,エクソソームを中心とした細胞外小胞研究は,著しく進展している。腎臓病学分野においても,尿中の細胞外小胞中の物質を腎疾患バイオマーカーとして応用する試みが,世界的に精力的に研究されている。

参考文献

. 30:255-289, 2014
. 17:pii:E957, 2016
.16:149-157, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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