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文献詳細

雑誌文献

生体の科学67巻5号

2016年10月発行

文献概要

増大特集 病態バイオマーカーの“いま” Ⅲ.代謝

糖尿病の病態を把握する指標

著者: 朴木久惠1 上野麻子1 北野香織1 渡邊善之1 藤坂志帆1 薄井勲1 戸邉一之1

所属機関: 1富山大学医学部第一内科

ページ範囲:P.414 - P.415

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 2型糖尿病の病態把握のためには,インスリン分泌低下とインスリン抵抗性を把握する簡便な指標が必要である。本稿では,空腹時血糖値とCPR値で計算できるインスリン分泌と,インスリン抵抗性の指標について紹介する。1型糖尿病の自己抗体,抗GAD抗体のアッセイ法がRIA法からELISA法に変わりカットオフ値も変化した。1型糖尿病患者でわずかながら残っているCPRを測定できる高感度CPRアッセイキットも開発され,日常診療で使えるようになった。

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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