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文献詳細

雑誌文献

生体の科学67巻5号

2016年10月発行

増大特集 病態バイオマーカーの“いま”

Ⅲ.代謝

酸化ストレス病態とバイオマーカー

著者: 藤井重元1 赤池孝章1

所属機関: 1東北大学大学院医学系研究科環境保健医学分野

ページ範囲:P.418 - P.419

文献概要

 活性酸素の過剰産生による酸化ストレスは,感染,炎症,がんをはじめ,様々な疾患にかかわることが知られている。活性酸素は生体分子の化学修飾を起こし,その機能を改変することにより疾患病態の発現に関与することから,このような生体分子の修飾は酸化ストレスのバイオマーカーとして,診断や治療などの臨床応用が期待される。本稿では,酸化ストレスバイオマーカーの生成,機能,検出法について最新の知見を交えて概説する。

参考文献

. 52:601-623, 2006
. 36:1576-1582, 2015
. 24:548-555, 2016
. 34:10-18, 2013
. 484:117-121, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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