icon fsr

文献詳細

雑誌文献

生体の科学67巻5号

2016年10月発行

増大特集 病態バイオマーカーの“いま”

Ⅲ.代謝

AIMの多様な機能とバイオマーカーとしての可能性

著者: 新井郷子1 宮崎徹1

所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科疾患生命工学センター分子病態医科学部門

ページ範囲:P.424 - P.425

文献概要

 AIMはマクロファージが産生する分泌型タンパク質である。分泌されたAIMは血中タンパク質として体内を循環するが,その濃度は個人差があり,それは遺伝的背景に加え,疾患や健康状態を含んだ様々なファクターによって決定すると考えられる。本稿では,筆者らがこれまでに計測した健常人と各種疾患患者の血中AIM濃度と,マウスを用いた機能解析から得られた知見から,血中AIM値と疾患の関連性,そしてAIMのバイオマーカーとしての可能性について論ずる。

参考文献

. 11:479-492, 2010
. 9:61-74, 2014
. 22:183-193, 2016
. 3:1187-1198, 2013
. 9:e109123, 2014
. 1:201-213, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら