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増大特集 病態バイオマーカーの“いま” Ⅳ.炎症・線維化
炎症マーカー総論
著者: 堤明人1
所属機関: 1滝川市立病院内科
ページ範囲:P.430 - P.431
文献購入ページに移動 炎症マーカーとしてはC-reactive protein(CRP)と赤血球沈降速度(ESR)が臨床上よく使用される。CRPは比較的忠実に個々の患者の炎症の程度を反映するが,ESRは炎症以外の多くの要素に影響されるため,特に両者に乖離がある場合は解釈に注意が必要である。血清アミロイドA(SAA)は免疫抑制状態にある患者などにおける炎症の評価に有用である。
参考文献
:92:1911-1915, 2003
17:764-769, 2011
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