文献詳細
増大特集 病態バイオマーカーの“いま”
Ⅳ.炎症・線維化
文献概要
炎症マーカーとしてはC-reactive protein(CRP)と赤血球沈降速度(ESR)が臨床上よく使用される。CRPは比較的忠実に個々の患者の炎症の程度を反映するが,ESRは炎症以外の多くの要素に影響されるため,特に両者に乖離がある場合は解釈に注意が必要である。血清アミロイドA(SAA)は免疫抑制状態にある患者などにおける炎症の評価に有用である。
参考文献
:92:1911-1915, 2003
17:764-769, 2011
掲載誌情報