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文献詳細

雑誌文献

生体の科学67巻5号

2016年10月発行

文献概要

増大特集 病態バイオマーカーの“いま” Ⅳ.炎症・線維化

動脈硬化と高感度CRP(high-sensitive C-reactive protein)

著者: 髙橋伯夫1

所属機関: 1幸生会琵琶湖中央病院

ページ範囲:P.432 - P.433

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 酸化ストレスなどによる軽度の血管炎症が,動脈硬化病変の進展に重要な役割を演じることが明らかになり,それと平行して,その病態を評価するバイオマーカーとして高感度CRPが着目されてきた。他方,CRPは単なる炎症マーカーではなく,炎症の局所で炎症細胞上の受容体に結合して,細胞を活性化するなどして動脈硬化病変の形成にも積極的にかかわっていることが明らかになって,ますます動脈硬化との密接な関係が明確になってきた。

参考文献

. 52:1-10, 2016
. 17:2643-2648, 2016
. 5:14-20, 2015
. 28:1385-1391, 2008
. 110:e560-567, 2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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