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文献詳細

雑誌文献

生体の科学67巻5号

2016年10月発行

文献概要

増大特集 病態バイオマーカーの“いま” Ⅳ.炎症・線維化

わが国で生まれた新しい肝線維化マーカー

著者: 池田均1

所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科臨床病態検査医学

ページ範囲:P.446 - P.447

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 肝線維化を血液マーカーにより診断する方法は古くから試みられてきたが,なかなか,実用に供すことができるマーカーが見つかることは少なかった。そのような中,診断能に優れた新規肝線維化マーカーが,相次いでわが国の研究室から報告された。一つは線維化に伴う糖鎖修飾の変化に注目して,最新の網羅的な検索により発見されたM2BPGiであり,もう一つは古典的な動物モデルでの検討から見いだされたオートタキシンである。

参考文献

. 3:1065, 2013
. 60:1563-1570, 2014
. 248:436-440, 1998
. 413:1817-1821, 2012
. 412:1201-1206, 2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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