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増大特集 病態バイオマーカーの“いま” Ⅳ.炎症・線維化
間質性肺炎マーカー
著者: 坂東政司1 萩原弘一1
所属機関: 1自治医科大学内科学講座呼吸器内科学部門
ページ範囲:P.448 - P.449
文献購入ページに移動 間質性肺炎とは,肺の間質を炎症や線維化病変の基本的な場とする疾患の総称である。現在わが国では,Ⅱ型肺胞上皮由来のバイオマーカーであるKL-6,SP-A,SP-Dが間質性肺炎の診断と共に,疾患活動性や臨床経過・予後予測のマーカーとして利用されている。また,新たな間質性肺炎マーカーとして,MMP-1,7やCCL-18,ペリオスチン,LOXL2などが注目されている。
参考文献
1)日本呼吸器学会びまん性肺疾患 診断・治療ガイドライン作成委員会編:特発性間質性肺炎 診断と治療の手引き(改訂第2版).南江堂,東京,2011
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