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文献詳細

雑誌文献

生体の科学67巻5号

2016年10月発行

文献概要

増大特集 病態バイオマーカーの“いま” Ⅴ.がん

循環がん分泌小胞のバイオマーカー

著者: 植田幸嗣1

所属機関: 1がん研究会ゲノムセンターがんオーダーメイド医療開発プロジェクト

ページ範囲:P.452 - P.453

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 これまで,細胞が外部環境へ放出する物質といえば,サイトカインなど液性因子が主な機能性分子とされてきたが,近年の研究により,ナノスケールの微小分泌小胞エクソソームも細胞間分子情報伝達に重要な機能を果たしていることが明らかとなってきた。更に,産生元細胞の分子情報がコピーされたエクソソームを血液などの体液から採取,分析するリキッドバイオプシーは,がん診断の新しいツールとなりつつある。

参考文献

. 29:653-668, 2016
. 34:359-360, 2016
. 2016 Mar 31. doi:10.1001/jamaoncol.2016.0097. [Epub ahead of print]
. 32:490-495, 2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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