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文献詳細

雑誌文献

生体の科学67巻5号

2016年10月発行

文献概要

増大特集 病態バイオマーカーの“いま” Ⅴ.がん

胆道がんおよびその他の消化器がんの診断・治療に用いられているバイオマーカー

著者: 野路武寛1 齋藤博紀1 平野聡1

所属機関: 1北海道大学医学研究科消化器外科学分野Ⅱ

ページ範囲:P.458 - P.459

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 胆道とは,肝臓で産生された胆汁が通る経路であり,代表的ながんには肝門部領域胆管がん,遠位胆管がん,胆囊がん,十二指腸乳頭部がんがある。胆道がんの診断に用いられるマーカーにはCEA,CA19-9,DU-PAN2,SCCなどがある。近年,血清C-reactive protein(CRP),血清アルブミン値,血中好中球数,血中リンパ球数,血小板数などを用いた,Glasgow Prognostic Score,好中球リンパ球比,血小板リンパ球比なども用いられている。これらのバイオマーカーとがんの病態生理の関連の解明が今後の課題である。

参考文献

. 39:534-540, 2013
. 23:1204-1212, 2014
. 106:dju124, 2014
. 51:153-161, 2016
. 159:842-851, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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