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文献詳細

雑誌文献

生体の科学67巻5号

2016年10月発行

文献概要

増大特集 病態バイオマーカーの“いま” Ⅴ.がん

γ-グルタミルトランスペプチダーゼ活性検出蛍光プローブを活用したがん部位迅速蛍光イメージング

著者: 神谷真子1 浦野泰照12

所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科生体情報学分野 2東京大学大学院薬学系研究科薬品代謝化学教室

ページ範囲:P.474 - P.475

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 γ-グルタミルトランスペプチダーゼ(GGT)が一部のがん組織で発現が亢進しているという知見に基づき,GGT活性を検出可能な高感度蛍光プローブgGlu-HMRGを開発した。更に,GGTを高発現しているがん細胞やモデルマウスに適用し,肉眼では識別困難な微小がん部位を明確かつ迅速に可視化できることを示した。近い将来,外科摘出手術時における術中イメージング技術として利用されることを期待している。

参考文献

. 71:231-238, 2006
. 135:409-414, 2013
. 3:110ra119, 2011
. 5:12080, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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