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文献詳細

雑誌文献

生体の科学67巻6号

2016年12月発行

特集 時間生物学の新展開

ショウジョウバエの睡眠時間制御機構

著者: 坂豪祐1 冨田淳1 粂和彦1

所属機関: 1名古屋市立大学大学院薬学研究科神経薬理学分野

ページ範囲:P.536 - P.540

文献概要

 睡眠は,多くの動物に認められる量的恒常性を特徴とする生命現象である。睡眠不足で蓄積し,睡眠を促す“睡眠物質”が恒常性を担うと想定されたが,生理的な睡眠の恒常性を担う物質が発見されず,神経回路レベルでの制御が提唱されている。その研究には哺乳類が用いられてきたが,近年,広い範囲のモデル動物が使われている。本稿では,ショウジョウバエの睡眠の恒常性維持にかかわる神経回路を筆者らの研究も含めて紹介する。

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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