icon fsr

文献詳細

雑誌文献

生体の科学67巻6号

2016年12月発行

文献概要

特集 時間生物学の新展開

時間栄養学

著者: 田原優1 柴田重信1

所属機関: 1早稲田大学先進理工学研究科生理・薬理学研究室

ページ範囲:P.555 - P.559

文献購入ページに移動
 哺乳類でみられる生理現象のなかでも,食物の消化,吸収,代謝,そしてエネルギー消費には明確な日内変動が認められ,それらは概日時計による制御を受けている。また,末梢臓器の概日時計(末梢時計)は,食事に応答し時刻同調を行うことが知られている。これらの基礎研究から,筆者らは最近,食と概日時計についての応用研究として“時間栄養学”という研究領域を立ち上げている。本稿では時間栄養学の最新の研究について紹介したい。

参考文献

. 13:217-226, 2016
. 111:16219-16224, 2014
. 24:90-99, 2014
. 34:1589-1598, 2010
. 308:1043-1045, 2005
. 466:627-631, 2010
. 6:414-421, 2007
. 155:1464-1478, 2013
. 15:848-860, 2012
. 23:1048-1059, 2016
. 159:514-529, 2014
. 26:230-240, 2011
. 4:e06253, 2015
. 2:711, 2012
. 10:e0132472, 2015
. 410:654-658, 2011
. 171:5858-5869, 2014
. 7:305ra146, 2015
. 23:610-621, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら