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文献詳細

雑誌文献

生体の科学67巻6号

2016年12月発行

文献概要

特集 時間生物学の新展開

脊椎動物の光周性制御機構

著者: 中根右介12 吉村崇123

所属機関: 1名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM) 2名古屋大学大学院生命農学研究科動物機能制御学研究分野 3基礎生物学研究所季節生物学研究部門

ページ範囲:P.560 - P.563

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 わが国を含む中・高緯度地方では,1年のなかで気温,降水量,日長などの環境要因が劇的に変化する。脊椎動物の多くはそれらのなかで主に日長,すなわち光周期を手掛かりとして季節の到来を捉え,季節繁殖をはじめとする様々な適応的行動や生理反応を発現させる。光周期によって制御される行動や生理反応は光周性と呼ばれる。本稿では季節繁殖を例にとり,鳥類,哺乳類,魚類において明らかにされた光周性の制御機構について述べる。

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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