大脳皮質は,脊椎動物の脳の進化の過程で哺乳類だけが獲得した構造である。人間だけが持つ豊かな心の機能も,この大脳皮質が進化的に発達を遂げてきた結果として生まれたと考えられる。したがって,大脳皮質の構造がどのように作られるのか(発生するのか)を知り,その構造がどのような機能につながっているのかを知ることは,心の誕生のメカニズムを解き明かすためにも極めて重要である。
大脳皮質は,同じ層のなかで横方向の類似性を示す神経細胞からなる6層の層状構造に加えて,6層を縦に貫く柱(カラム)のなかで神経細胞が機能的な類似性を示す縦方向の単位の繰り返しを持っている。このような横と縦に一定の類似性を持つ構造のなかに,興奮性神経細胞と抑制性の介在神経細胞に加えて,それを取り巻くグリア細胞が分布している。
雑誌目次
生体の科学68巻1号
2017年02月発行
雑誌目次
特集 大脳皮質—成り立ちから機能へ
特集「大脳皮質—成り立ちから機能へ」によせて フリーアクセス
著者: 岡本仁
ページ範囲:P.2 - P.3
神経上皮─大脳皮質の原構造におけるクラウドダイナミクスと組織力学
著者: 宮田卓樹
ページ範囲:P.4 - P.8
大脳皮質を含む脳の形成とは,細胞の“産生”と“組み立て”から成る。人間社会の様々な製造・建築の現場では,組み立て工程のみならず生産現場にも,常に材料および産物の適切な“動き・流れ”が求められる。本稿では,大脳皮質細胞のふるさとである神経上皮・脳室帯という構造における“流れ”の意義・しくみについて,物理的事情と力学を意識しつつ考える。
分化細胞からのシグナル伝達による神経系前駆細胞の分化運命制御
著者: 坂井星辰 , 岸雄介
ページ範囲:P.9 - P.13
脳の組織切片を観察したことがある人ならば誰でも,整然と配置された神経細胞の美しいパターンに心を奪われた経験があるに違いない。中枢神経系はニューロン,アストロサイト,オリゴデンドロサイトといった様々な細胞から構成されているが,これらは共通の神経系前駆細胞より産生される。大脳新皮質において神経系前駆細胞は,発生時期依存的にその性質を変化させることが知られている。例えば,マウス大脳新皮質においては胎生11日目ぐらいまでは盛んに対称分裂を行って神経系前駆細胞の数を増やし,その後は非対称分裂によりニューロン,アストロサイトを順次生み出すようになる。また,神経系前駆細胞はニューロン分化期の間でも時期によって形態や機能の異なるニューロンを生み出す。哺乳類の大脳新皮質では,生み出されたニューロンは先に生まれたニューロンの間隙を縫って脳表層に到達し配置されるため,早い時期に生まれたニューロンは下層に,遅い時期に生まれたニューロンは上層に定着し,いわゆる“inside-out”の6層構造が形成される。適切な数の分化細胞を生み出し,適切な位置に配置され,それらが複雑に相互作用しネットワークを形成することで,脳は運動や感覚,言語,認知,思考といった高次の機能をつかさどっているのである。
さて,生物はどのようにして多すぎず,少なすぎない“適切な数”の分化細胞を生み出しているのであろうか? 近年の研究で,分化したニューロンが未分化状態を維持した神経系前駆細胞にフィードバック(あるいはフィードフォワード)シグナルを送ることで,神経系前駆細胞のその後の分化運命を制御しているという知見が得られ始めている。本稿では,下層ニューロンから上層ニューロンへの分化運命転換(第Ⅱ項),ニューロンからアストロサイトへの分化運命転換(第Ⅲ項)におけるニューロンからのシグナル機構について,近年の文献を中心に概説したい。
大脳皮質層形成における未成熟ニューロンのサブタイプ決定機構
著者: 大石康二 , 仲嶋一範
ページ範囲:P.14 - P.18
大脳皮質は,様々な種類(サブタイプ)のニューロンから構成され,複数のサブタイプが集まって組織学的に6層から成る多層構造を形作る(6層構造を呈するのは正確には大脳皮質のうちの新皮質と呼ばれる部分であるが,本稿では簡略化して大脳皮質と称する)。それぞれサブタイプは,細胞の形態,神経線維連絡様式,発現する遺伝子の種類などにおいて各々特有の特徴を有する1-3)。
大脳皮質ニューロンのサブタイプは,Cajal-Retziusニューロンや抑制性ニューロンなどの例外を除き,基本的には共通の神経前駆細胞から時期依存的に次々と生み出される。すなわち,6層のなかで最も深い位置にある層のサブタイプが最初に生まれ,次にそのすぐ上(表層側)にある層のサブタイプが生まれる。この過程を繰り返して,全体の6層構造が下から積み上がっていくようにして構築される。この特徴的な構築形式は,inside out様式と呼ばれている。
大脳皮質層ニューロンの分化と統合メカニズム
著者: 當麻憲一 , 花嶋かりな
ページ範囲:P.19 - P.23
われわれヒトを含む哺乳類の大脳皮質は,分子発現や細胞の形態,軸索投射,発火パターンにより特徴づけられる6層の神経細胞層から構成されている。大脳皮質神経回路の機能発現には,その構成単位である各層ニューロンの多様化,言い換えれば個性の獲得が鍵を担っていると言えるが,発生過程においてニューロンの個性はどのように生み出されるのであろうか? 本稿では,神経幹細胞から多様なニューロンが分化し,最終的に6層構造を構築していく過程を制御する内因性および外因性機構について最新の知見を踏まえながら考察していく。
グリア細胞の分化・発生の時期と関連因子
著者: 林義剛 , 等誠司
ページ範囲:P.24 - P.28
哺乳類の成体脳では,脳信号の伝達を担う神経細胞のほかにグリア細胞と呼ばれる細胞が存在する。グリア細胞には,アストロサイトとオリゴデンドロサイト,ミクログリアがあり,ヒトでは脳細胞全体の約90%を占めていると言われている。
アストロサイトは,組織を支持する膠原線維が少ない脳組織において,組織や神経線維を物理的に支持する役割をするほか,血管基底膜に接し,血液脳関門の閉鎖機能の維持,神経活動によって放出されたグルタミン酸などの神経伝達物質やイオンの回収をし,細胞外環境を整える役割を持つ。最近では,神経細胞との間で積極的にシグナル伝達をしていることが報告された。
大脳抑制性神経細胞の運命決定と機能分化
著者: 谷口弘樹
ページ範囲:P.29 - P.33
大脳皮質は,知覚,認知,記憶,行動など,脳の高次機能をつかさどる中枢器官である。大脳皮質を構成する細胞には,大きく二つに分けて,グルタミン酸を伝達物質とする興奮性錐体細胞とGABAを伝達物質とする抑制性神経細胞が存在する。興奮性錐体細胞は,皮質内外に長い軸索を投射し,層,領野といった皮質機能単位からの出力情報伝達を担う。これに対し,抑制性神経細胞は,他の神経細胞を局所的に神経支配し,神経活動のレベルを一定に保ち,その多様な時空間パターンを制御している。近年,抑制性神経細胞を特異的に操作するためのマウスリソースが整備されはじめ,光遺伝学をはじめとする様々な機能解析ツールと組み合わされることにより,大脳皮質抑制の,発生,知覚処理,行動発現,可塑性などにおける広範な役割が明らかにされつつある1)。また,大脳機能における重要性と一致して,抑制制御の異常は神経疾患と深くかかわりがあることが明らかになりつつある2,3)。抑制性神経回路機能の構造的基盤を考えるうえで特に重要なことは,細胞タイプの多様性である。抑制性神経細胞は,解剖学的,生理学的,神経化学的に分類される非常に多くのサブタイプを有し,多彩な抑制制御に対応していると考えられている1,4,5)。しかしながら,抑制性神経細胞の多様性が,いつ,どこで,どのように確立されるのかという基本原理は,解明の途についたばかりである。本稿では,どのような因子が抑制性神経細胞の運命決定に関与し,神経機能,回路編成に影響を及ぼすのかを解説する。
試験管内での終脳組織分化
著者: 永樂元次
ページ範囲:P.34 - P.37
多能性幹細胞は,その分化能を維持した状態で無限に自己増殖可能な幹細胞である。現在よく使われる多能性幹細胞としては,胚性幹細胞(embryonic stem cell;ES細胞)と誘導多能性幹細胞(induced pluripotent stem cell;iPS細胞)がある。ES細胞やiPS細胞は,すべての種類の体細胞と生殖細胞に分化する能力(多能性)を有しており,様々な細胞を産生する供給源として再生医療などの領域で期待されている。近年,多能性幹細胞から立体的な神経オルガノイド形成技術が開発され,再生医療だけでなく,疾患モデル研究や創薬プラットフォームの分野でも注目され,年々その技術を応用した報告が増えている。本稿では,これまでの筆者らの研究を中心に,終脳領域の神経オルガノイド形成技術について総説する。
大脳皮質の再生─分子技術と神経発生生物学の融合によるアプローチ
著者: 味岡逸樹
ページ範囲:P.38 - P.42
大脳皮質は運動,知覚,記憶などの統括司令塔としての機能を持ち,“ヒトが人たるゆえん”が潜んでいる。したがって,「大脳皮質の再生」というタイトルは,人格や学習の人為的操作をも連想させるが,本稿では,脳損傷や変性疾患で失われた機能の回復に焦点を絞り,大脳皮質の人為的再生を議論する。
脳損傷とは,外傷性脳損傷だけでなく,脳血管の梗塞や出血を原因とする脳卒中も含み,例えば,血管梗塞によって運動野が損傷されれば,対側の麻痺が起こる。一方,変性疾患は特定のニューロンが徐々に死滅する疾患で,例えば,アルツハイマー病では大脳皮質ニューロンが死滅し,認知障害などが起こる。高齢者に多い脳損傷や変性疾患は,患者や家族のQOL低下にとどまらず,急速な少子高齢化に直面している先進諸国において様々な社会問題を引き起こす要因となっている。したがって,その治療法開発は,従来の方法論を超えた様々な研究アプローチ,そして,多くの研究者の叡智を統合して進められるべき課題であることに疑いの余地はない。
大脳皮質局所回路─古典的競合選択モデルの実験的検証と混合選択性細胞
著者: 森田賢治 , 川口泰雄
ページ範囲:P.43 - P.47
大脳皮質の前頭前野や頭頂葉連合野などの局所回路の機能については,特定の行動や意思を表す神経細胞集団が存在し,興奮性・抑制性相互作用を介して行動選択・意思決定が行われるという説が,様々な実験による示唆および神経回路の数理モデルによる解析・シミュレーションによって,かねてから唱えられてきた。最近,実験と理論を組み合わせた新たな手法を用いてこの説の検証が行われつつあるため,それらについて紹介したい。あわせて,回路モデルの妥当性の検証の難しさおよびこの先の発展性についても短く議論する。また,一方では,そのように特定の行動・意思など単一の対象への選択性を持つのではなく,様々な対象に対する混合的な選択性を持つ神経細胞が多く存在することも知られていたが,その機能的意義についてはあまり顧みられてこなかった。最近,この点に関して理論的な面からの検討が行われつつあるため,それについても概観したい。更に,学習可能性に関する現時点での困難点と,それと関連する可能性のある視点についても議論する。
個々のニューロンの神経回路を支える遺伝子コード─クラスター型プロトカドヘリン
著者: 足澤悦子 , 吉村由美子 , 八木健
ページ範囲:P.48 - P.53
大脳皮質の成り立ちから機能を捉えるとき,ニューロンの集団的活動をもたらすニューロンの個性とネットワーク形成のしくみを明らかにする必要がある。ここではクラスター型プロトカドヘリン分子群による大脳皮質のネットワーク形成のメカニズムについて紹介する。
臨界期の機構─子どもの脳の柔軟性を紐解く
著者: 酒井晶子 , 杉山清佳
ページ範囲:P.54 - P.58
幼年期の脳には,環境から受けた刺激や経験に応じて神経回路が活発に再構築される時期がある。これは“臨界期”と呼ばれ,生涯の中で生後の一時期にしか現れない。“三つ子の魂百まで”のゆえんである。視覚モデルにおいて臨界期の活性化は,生後の経験により抑制性ニューロンが発達し,成熟する過程で起こることがわかってきている。自閉症などの精神疾患では臨界期の異常がみられるように,経験を通じて興奮性/抑制性のバランスが整えられることが脳の機能発達に重要である。
生育環境と脳発達の関係
著者: 下郡智美
ページ範囲:P.59 - P.63
子どものころの経験がその後の自分の性格や能力に大きな影響を与えていると感じる人は多いと思う。詳細にすべての経験を記憶しているわけではないのに,どのように経験を活かした脳機能変化を起こしているのであろうか? 生後の発達期に経験によって神経回路は編成され,脳機能を変化させるメカニズムについて解説する。
匂い情報の皮質処理─嗅皮質の構造と機能について
著者: 山口正洋
ページ範囲:P.64 - P.68
地球上には様々な化学物質が存在し,その種類は数百万から数千万オーダーと言われている。嗅覚は,生物が自分をとりまく環境を化学物質を手がかりに理解して,適切に行動することによって生存の機会を拡大すべく進化してきた。嗅覚は,感覚系のなかでも特に個体の行動と密接に関連した感覚である。匂い分子受容体の発見を契機として,匂い分子がどのように受容されて匂い情報が処理されるか,感覚系の常として末梢から中枢に向かって理解が進んできた。嗅覚一次感覚野である嗅皮質は,当初匂いがどんな種類のものかを同定し,対象物の固有の匂い知覚を生み出す領域ではないかと想定された。しかし近年,嗅皮質の主要な働きは,匂いに意味や価値を付加し,匂い入力をとるべき行動に結びつけることではないかと考えられるようになってきた。
本稿では,まず嗅皮質の解剖学的特性を紹介し,匂い情報がどのように受容されて嗅皮質に到達するかを説明する。そして,嗅皮質が扁桃体や前頭前皮質など情動や価値判断を担う脳領域と密接な神経連絡を作っていること,ニューロンの活動性が匂いの意味や価値とよく対応していることを,嗅皮質の幾つかの領域の事例をもとに紹介する。このような嗅皮質の機能は,生物にとっての嗅覚の役割をよく反映していると思われる。
睡眠時におけるトップダウン入力と感性の記憶
著者: 平井大地 , 宮本大祐 , 村山正宜
ページ範囲:P.69 - P.73
われわれは五感を通して周りの世界を知覚する。物に触れたときに得られる皮膚感覚の情報は,脊髄や視床を経由し大脳新皮質の第一体性感覚野(S1)に到達することが,これまでの解剖学的・生理学的研究により知られている。S1に到達した情報は,より高次な脳領域に伝えられる。このように低次領域から高次領域への入力を“ボトムアップ入力”と呼び,特に皮膚など感覚器からの外界入力を外因性ボトムアップ入力と呼ぶ。また反対に,高次領域から低次領域への入力を“トップダウン入力”と呼ぶ。知覚学習によりトップダウン方向の情報の連絡が強化されることが霊長類1)や齧歯類2)において知られており,記憶を思い出す想起への関与が示唆されてきた。では,知覚体験を想起の可能な記憶として固定化する過程においてもトップダウン回路は関与するのであろうか?
記憶の固定化には睡眠の関与が知られている。感覚情報などの外部からの入力が少ない睡眠時の脳内において,内因的な情報により知覚記憶が定着すると考えられている3)。しかし,具体的にどの脳回路が知覚記憶の定着に関与するかは不明であった。筆者らは2015年,大脳新皮質内の第二運動野(M2)という高次な領域からS1への“トップダウン入力”が,マウスの皮膚感覚の正常な知覚に関与することを明らかにした4)。マウスにおいてこのトップダウン入力を抑制すると,皮膚感覚の正常な知覚が阻害されることが見いだされた。そこで筆者らは,トップダウン回路が知覚記憶の定着に関与する可能性を探った5)。
連載講座 生命科学を拓く新しい実験動物モデル−10
ゼブラフィッシュ─表現型基盤型薬剤スクリーニングへの利用
著者: 西谷直之 , 奥裕介
ページ範囲:P.74 - P.79
酵素活性の
生命科学を拓く新しい実験動物モデル−11
超短命脊椎動物アフリカメダカ
著者: 松井秀彰
ページ範囲:P.80 - P.84
魚類,特にゼブラフィッシュやメダカといった小型魚類は,その様々な利点を活かして基礎医学あるいは応用研究に用いられる機会が増えている。そのなかで特に近年,にわかに脚光を浴びつつある新しいモデル小型魚類の一つに,アフリカメダカ,学名
実験講座
組織の透明化技術
著者: 濱裕 , 日置寛之 , 並木香奈 , 星田哲志 , 黒川裕 , 宮脇敦史
ページ範囲:P.85 - P.93
近年,固定組織の透明化技術の開発が主として神経科学の分野で盛んに進められており,これまでに多くの透明化技術が報告されている1-15)。透明化技術は(例えばウイルスベクターを介して),神経細胞に蛍光タンパク質遺伝子を導入して標識する技術によくマッチする。蛍光タンパク質を発現した神経細胞から伸びる軸索がどこに投射しているかを知りたい場合,標識を行ったのちの組織を固定・透明化し適切な観察を行うことで,目的の標識された神経細胞を網羅的に可視化し解析することができる。
ごく最近のEconomoら8)やYeら15)の論文では,神経細胞の投射を探るための一連の解析が示されており,透明化技術を用いた神経回路の解明について一つの方向性が示されている。
--------------------
財団だより フリーアクセス
ページ範囲:P.28 - P.28
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.68 - P.68
あとがき フリーアクセス
著者: 岡本仁
ページ範囲:P.94 - P.94
人間が,意識,論理的推論,言語,共感などといった,人間に特有と思われている心の機能を持っているのは,おそらく大脳皮質の高度な発達によっている。このような機能は,人の大脳皮質が,他の動物の大脳皮質と比べて質的に全く新しい構造を獲得したために生まれたのだろうか? もしそうだとすれば,人間と霊長類の遺伝子を調べて,その違いに,人の心の誕生の起源を突き止められるかもしれない。一方で,脳の階層的構造が進化に伴って連続的に多層化し,人間の段階にいたって初めて,おそらくその多層的階層構造に起因する非線形性の相乗効果によって複雑な思考が可能となった可能性も考えられる。この場合,遺伝子の質的な違いを追い求めても答えは見つからないかもしれない。世界では,このような二つの仮説がどちらも真剣に検討されている。今回の特集から,読者の皆さまにも,日本の大脳皮質研究者の層の厚さと質の高さを改めて感じていただけたのではないだろうか。今後これら本特集号の筆者の方々の研究の発展によって,二つの仮説の答え,即ち人間の心がどのように生まれたのかへの答えが見つかることが期待される。さらに,タイムリーなことに,理研の濱,宮脇先生らに,世界に先駆けて開発された組織透明化法と,その最近の発展について詳細な総説を執筆していただけた。この技術は,今後の大脳皮質研究にも欠くことができない。加えて,松井先生に,老化研究の新しいモデル動物として有望な,世界で2番目に短命な脊椎動物であるアフリカメダカについて,西谷先生に,ゼブラフィッシュを使った薬剤スクリーニングに関して,いずれも力のこもった総説をお願いできた。執筆者の諸先生方に深く感謝いたします。
基本情報

バックナンバー
75巻6号(2024年12月発行)
特集 新組織学シリーズⅤ:脂肪
75巻5号(2024年10月発行)
増大特集 学術研究支援の最先端
75巻4号(2024年8月発行)
特集 シングルセルオミクス
75巻3号(2024年6月発行)
特集 高速分子動画:動的構造からタンパク質分子制御へ
75巻2号(2024年4月発行)
特集 生命現象を駆動する生体内金属動態の理解と展開
75巻1号(2024年2月発行)
特集 脳と個性
74巻6号(2023年12月発行)
特集 新組織学シリーズⅣ:骨・軟骨
74巻5号(2023年10月発行)
増大特集 代謝
74巻4号(2023年8月発行)
特集 がん遺伝子の発見は現代医療を進歩させたか
74巻3号(2023年6月発行)
特集 クロマチンによる転写制御機構の最前線
74巻2号(2023年4月発行)
特集 未病の科学
74巻1号(2023年2月発行)
特集 シナプス
73巻6号(2022年12月発行)
特集 新組織学シリーズⅢ:血管とリンパ管
73巻5号(2022年10月発行)
増大特集 革新脳と関連プロジェクトから見えてきた新しい脳科学
73巻4号(2022年8月発行)
特集 形態形成の統合的理解
73巻3号(2022年6月発行)
特集 リソソーム研究の新展開
73巻2号(2022年4月発行)
特集 DNA修復による生体恒常性の維持
73巻1号(2022年2月発行)
特集 意識
72巻6号(2021年12月発行)
特集 新組織学シリーズⅡ:骨格筋—今後の研究の発展に向けて
72巻5号(2021年10月発行)
増大特集 脳とからだ
72巻4号(2021年8月発行)
特集 グローバル時代の新興再興感染症への科学的アプローチ
72巻3号(2021年6月発行)
特集 生物物理学の進歩—生命現象の定量的理解へ向けて
72巻2号(2021年4月発行)
特集 組織幹細胞の共通性と特殊性
72巻1号(2021年2月発行)
特集 小脳研究の未来
71巻6号(2020年12月発行)
特集 新組織学シリーズⅠ:最新の皮膚科学
71巻5号(2020年10月発行)
増大特集 難病研究の進歩
71巻4号(2020年8月発行)
特集 細胞機能の構造生物学
71巻3号(2020年6月発行)
特集 スポーツ科学—2020オリンピック・パラリンピックによせて
71巻2号(2020年4月発行)
特集 ビッグデータ時代のゲノム医学
71巻1号(2020年2月発行)
特集 睡眠の制御と機能
70巻6号(2019年12月発行)
特集 科学と芸術の接点
70巻5号(2019年10月発行)
増大特集 現代医学・生物学の先駆者たち
70巻4号(2019年8月発行)
特集 メカノバイオロジー
70巻3号(2019年6月発行)
特集 免疫チェックポイント分子による生体機能制御
70巻2号(2019年4月発行)
特集 免疫系を介したシステム連関:恒常性の維持と破綻
70巻1号(2019年2月発行)
特集 脳神経回路のダイナミクスから探る脳の発達・疾患・老化
69巻6号(2018年12月発行)
特集 細胞高次機能をつかさどるオルガネラコミュニケーション
69巻5号(2018年10月発行)
増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾
69巻4号(2018年8月発行)
特集 いかに創薬を進めるか
69巻3号(2018年6月発行)
特集 生体膜のバイオロジー
69巻2号(2018年4月発行)
特集 宇宙の極限環境から生命体の可塑性をさぐる
69巻1号(2018年2月発行)
特集 社会性と脳
68巻6号(2017年12月発行)
特集 心臓の発生・再生・創生
68巻5号(2017年10月発行)
増大特集 細胞多様性解明に資する光技術─見て,動かす
68巻4号(2017年8月発行)
特集 血管制御系と疾患
68巻3号(2017年6月発行)
特集 核内イベントの時空間制御
68巻2号(2017年4月発行)
特集 細菌叢解析の光と影
68巻1号(2017年2月発行)
特集 大脳皮質—成り立ちから機能へ
67巻6号(2016年12月発行)
特集 時間生物学の新展開
67巻5号(2016年10月発行)
増大特集 病態バイオマーカーの“いま”
67巻4号(2016年8月発行)
特集 認知症・神経変性疾患の克服への挑戦
67巻3号(2016年6月発行)
特集 脂質ワールド
67巻2号(2016年4月発行)
特集 細胞の社会学─細胞間で繰り広げられる協調と競争
67巻1号(2016年2月発行)
特集 記憶ふたたび
66巻6号(2015年12月発行)
特集 グリア研究の最先端
66巻5号(2015年10月発行)
増大特集 細胞シグナル操作法
66巻4号(2015年8月発行)
特集 新興・再興感染症と感染症対策
66巻3号(2015年6月発行)
特集 進化と発生からみた生命科学
66巻2号(2015年4月発行)
特集 使える最新ケミカルバイオロジー
66巻1号(2015年2月発行)
特集 脳と心の謎はどこまで解けたか
65巻6号(2014年12月発行)
特集 エピジェネティクスの今
65巻5号(2014年10月発行)
増大特集 生命動態システム科学
65巻4号(2014年8月発行)
特集 古典的代謝経路の新しい側面
65巻3号(2014年6月発行)
特集 器官の発生と再生の基礎
65巻2号(2014年4月発行)
特集 細胞の少数性と多様性に挑む―シングルセルアナリシス
65巻1号(2014年2月発行)
特集 精神疾患の病理機構
64巻6号(2013年12月発行)
特集 顕微鏡で物を見ることの新しい動き
64巻5号(2013年10月発行)
増大特集 細胞表面受容体
64巻4号(2013年8月発行)
特集 予測と意思決定の神経科学
64巻3号(2013年6月発行)
特集 細胞接着の制御
64巻2号(2013年4月発行)
特集 特殊な幹細胞としての骨格筋サテライト細胞
64巻1号(2013年2月発行)
特集 神経回路の計測と操作
63巻6号(2012年12月発行)
特集 リンパ管
63巻5号(2012年10月発行)
特集 細胞の分子構造と機能―核以外の細胞小器官
63巻4号(2012年8月発行)
特集 質感脳情報学への展望
63巻3号(2012年6月発行)
特集 細胞極性の制御
63巻2号(2012年4月発行)
特集 RNA干渉の実現化に向けて
63巻1号(2012年2月発行)
特集 小脳研究の課題(2)
62巻6号(2011年12月発行)
特集 コピー数変異
62巻5号(2011年10月発行)
特集 細胞核―構造と機能
62巻4号(2011年8月発行)
特集 小脳研究の課題
62巻3号(2011年6月発行)
特集 インフラマソーム
62巻2号(2011年4月発行)
特集 筋ジストロフィーの分子病態から治療へ
62巻1号(2011年2月発行)
特集 摂食制御の分子過程
61巻6号(2010年12月発行)
特集 細胞死か腫瘍化かの選択
61巻5号(2010年10月発行)
特集 シナプスをめぐるシグナリング
61巻4号(2010年8月発行)
特集 miRNA研究の最近の進歩
61巻3号(2010年6月発行)
特集 SNARE複合体-膜融合の機構
61巻2号(2010年4月発行)
特集 糖鎖のかかわる病気:発症機構,診断,治療に向けて
61巻1号(2010年2月発行)
特集 脳科学のモデル実験動物
60巻6号(2009年12月発行)
特集 ユビキチン化による生体機能の調節
60巻5号(2009年10月発行)
特集 伝達物質と受容体
60巻4号(2009年8月発行)
特集 睡眠と脳回路の可塑性
60巻3号(2009年6月発行)
特集 脳と糖脂質
60巻2号(2009年4月発行)
特集 感染症の現代的課題
60巻1号(2009年2月発行)
特集 遺伝子-脳回路-行動
59巻6号(2008年12月発行)
特集 mTORをめぐるシグナルタンパク
59巻5号(2008年10月発行)
特集 現代医学・生物学の仮説・学説2008
59巻4号(2008年8月発行)
特集 免疫学の最近の動向
59巻3号(2008年6月発行)
特集 アディポゲネシス
59巻2号(2008年4月発行)
特集 細胞外基質-研究の新たな展開
59巻1号(2008年2月発行)
特集 コンピュータと脳
58巻6号(2007年12月発行)
特集 グリケーション(糖化)
58巻5号(2007年10月発行)
特集 タンパク質間相互作用
58巻4号(2007年8月発行)
特集 嗅覚受容の分子メカニズム
58巻3号(2007年6月発行)
特集 骨の形成と破壊
58巻2号(2007年4月発行)
特集 シナプス後部構造の形成・機構と制御
58巻1号(2007年2月発行)
特集 意識―脳科学からのアプローチ
57巻6号(2006年12月発行)
特集 血管壁
57巻5号(2006年10月発行)
特集 生物進化の分子マップ
57巻4号(2006年8月発行)
特集 脳科学が求める先端技術
57巻3号(2006年6月発行)
特集 ミエリン化の機構とその異常
57巻2号(2006年4月発行)
特集 膜リサイクリング
57巻1号(2006年2月発行)
特集 こころと脳:とらえがたいものを科学する
56巻6号(2005年12月発行)
特集 構造生物学の現在と今後の展開
56巻5号(2005年10月発行)
特集 タンパク・遺伝子からみた分子病―新しく解明されたメカニズム
56巻4号(2005年8月発行)
特集 脳の遺伝子―どこでどのように働いているのか
56巻3号(2005年6月発行)
特集 Naチャネル
56巻2号(2005年4月発行)
特集 味覚のメカニズムに迫る
56巻1号(2005年2月発行)
特集 情動―喜びと恐れの脳の仕組み
55巻6号(2004年12月発行)
特集 脳の深部を探る
55巻5号(2004年10月発行)
特集 生命科学のNew Key Word
55巻4号(2004年8月発行)
特集 心筋研究の最前線
55巻3号(2004年6月発行)
特集 分子進化学の現在
55巻2号(2004年4月発行)
特集 アダプタータンパク
55巻1号(2004年2月発行)
特集 ニューロンと脳
54巻6号(2003年12月発行)
特集 オートファジー
54巻5号(2003年10月発行)
特集 創薬ゲノミクス・創薬プロテオミクス・創薬インフォマティクス
54巻4号(2003年8月発行)
特集 ラフトと細胞機能
54巻3号(2003年6月発行)
特集 クロマチン
54巻2号(2003年4月発行)
特集 樹状突起
54巻1号(2003年2月発行)
53巻6号(2002年12月発行)
特集 ゲノム全解読とポストゲノムの問題点
53巻5号(2002年10月発行)
特集 加齢の克服―21世紀の課題
53巻4号(2002年8月発行)
特集 一価イオンチャネル
53巻3号(2002年6月発行)
特集 細胞質分裂
53巻2号(2002年4月発行)
特集 RNA
53巻1号(2002年2月発行)
連続座談会 脳とこころ―21世紀の課題
52巻6号(2001年12月発行)
特集 血液脳関門研究の最近の進歩
52巻5号(2001年10月発行)
特集 モチーフ・ドメインリスト
52巻4号(2001年8月発行)
特集 骨格筋研究の新展開
52巻3号(2001年6月発行)
特集 脳の発達に関与する分子機構
52巻2号(2001年4月発行)
特集 情報伝達物質としてのATP
52巻1号(2001年2月発行)
連続座談会 脳を育む
51巻6号(2000年12月発行)
特集 機械的刺激受容の分子機構と細胞応答
51巻5号(2000年10月発行)
特集 ノックアウトマウスリスト
51巻4号(2000年8月発行)
特集 臓器(組織)とアポトーシス
51巻3号(2000年6月発行)
特集 自然免疫における異物認識と排除の分子機構
51巻2号(2000年4月発行)
特集 細胞極性の形成機序
51巻1号(2000年2月発行)
特集 脳を守る21世紀生命科学の展望
50巻6号(1999年12月発行)
特集 細胞内輸送
50巻5号(1999年10月発行)
特集 病気の分子細胞生物学
50巻4号(1999年8月発行)
特集 トランスポーターの構造と機能協関
50巻3号(1999年6月発行)
特集 時間生物学の新たな展開
50巻2号(1999年4月発行)
特集 リソソーム:最近の研究
50巻1号(1999年2月発行)
連続座談会 脳を守る
49巻6号(1998年12月発行)
特集 発生・分化とホメオボックス遺伝子
49巻5号(1998年10月発行)
特集 神経系に作用する薬物マニュアル1998
49巻4号(1998年8月発行)
特集 プロテインキナーゼCの多様な機能
49巻3号(1998年6月発行)
特集 幹細胞研究の新展開
49巻2号(1998年4月発行)
特集 血管―新しい観点から
49巻1号(1998年2月発行)
特集 言語の脳科学
48巻6号(1997年12月発行)
特集 軸索誘導
48巻5号(1997年10月発行)
特集 受容体1997
48巻4号(1997年8月発行)
特集 マトリックス生物学の最前線
48巻3号(1997年6月発行)
特集 開口分泌のメカニズムにおける新しい展開
48巻2号(1997年4月発行)
特集 最近のMAPキナーゼ系
48巻1号(1997年2月発行)
特集 21世紀の脳科学
47巻6号(1996年12月発行)
特集 老化
47巻5号(1996年10月発行)
特集 器官―その新しい視点
47巻4号(1996年8月発行)
特集 エンドサイトーシス
47巻3号(1996年6月発行)
特集 細胞分化
47巻2号(1996年4月発行)
特集 カルシウム動態と細胞機能
47巻1号(1996年2月発行)
特集 神経科学の最前線
46巻6号(1995年12月発行)
特集 病態を変えたよく効く医薬
46巻5号(1995年10月発行)
特集 遺伝子・タンパク質のファミリー・スーパーファミリー
46巻4号(1995年8月発行)
特集 ストレス蛋白質
46巻3号(1995年6月発行)
特集 ライソゾーム
46巻2号(1995年4月発行)
特集 プロテインホスファターゼ―最近の進歩
46巻1号(1995年2月発行)
特集 神経科学の謎
45巻6号(1994年12月発行)
特集 ミトコンドリア
45巻5号(1994年10月発行)
特集 動物の行動機能テスト―個体レベルと分子レベルを結ぶ
45巻4号(1994年8月発行)
特集 造血の機構
45巻3号(1994年6月発行)
特集 染色体
45巻2号(1994年4月発行)
特集 脳と分子生物学
45巻1号(1994年2月発行)
特集 グルコーストランスポーター
44巻6号(1993年12月発行)
特集 滑面小胞体をめぐる諸問題
44巻5号(1993年10月発行)
特集 現代医学・生物学の仮説・学説
44巻4号(1993年8月発行)
特集 細胞接着
44巻3号(1993年6月発行)
特集 カルシウムイオンを介した調節機構の新しい問題点
44巻2号(1993年4月発行)
特集 蛋白質の細胞内転送とその異常
44巻1号(1993年2月発行)
座談会 脳と遺伝子
43巻6号(1992年12月発行)
特集 成長因子受容体/最近の進歩
43巻5号(1992年10月発行)
特集 〈研究室で役に立つ細胞株〉
43巻4号(1992年8月発行)
特集 細胞機能とリン酸化
43巻3号(1992年6月発行)
特集 血管新生
43巻2号(1992年4月発行)
特集 大脳皮質発達の化学的側面
43巻1号(1992年2月発行)
特集 意識と脳
42巻6号(1991年12月発行)
特集 細胞活動の日周リズム
42巻5号(1991年10月発行)
特集 神経系に作用する薬物マニュアル
42巻4号(1991年8月発行)
特集 開口分泌の細胞内過程
42巻3号(1991年6月発行)
特集 ペルオキシソーム/最近の進歩
42巻2号(1991年4月発行)
特集 脳の移植と再生
42巻1号(1991年2月発行)
特集 脳と免疫
41巻6号(1990年12月発行)
特集 注目の実験モデル動物
41巻5号(1990年10月発行)
特集 LTPとLTD:その分子機構
41巻4号(1990年8月発行)
特集 New proteins
41巻3号(1990年6月発行)
特集 シナプスの形成と動態
41巻2号(1990年4月発行)
特集 細胞接着
41巻1号(1990年2月発行)
特集 発がんのメカニズム/最近の知見
40巻6号(1989年12月発行)
特集 ギャップ結合
40巻5号(1989年10月発行)
特集 核内蛋白質
40巻4号(1989年8月発行)
特集 研究室で役に立つ新しい試薬
40巻3号(1989年6月発行)
特集 細胞骨格異常
40巻2号(1989年4月発行)
特集 大脳/神経科学からのアプローチ
40巻1号(1989年2月発行)
特集 分子進化
39巻6号(1988年12月発行)
特集 細胞内における蛋白質局在化機構
39巻5号(1988年10月発行)
特集 細胞測定法マニュアル
39巻4号(1988年8月発行)
特集 細胞外マトリックス
39巻3号(1988年6月発行)
特集 肺の微細構造と機能
39巻2号(1988年4月発行)
特集 生体運動の分子機構/研究の発展
39巻1号(1988年2月発行)
特集 遺伝子疾患解析の発展
38巻6号(1987年12月発行)
-チャンネルの最近の動向
38巻5号(1987年10月発行)
特集 細胞生物学における免疫実験マニュアル
38巻4号(1987年8月発行)
特集 視覚初期過程の分子機構
38巻3号(1987年6月発行)
特集 人間の脳
38巻2号(1987年4月発行)
特集 体液カルシウムのホメオスタシス
38巻1号(1987年2月発行)
特集 医学におけるブレイクスルー/基礎研究からの挑戦
37巻6号(1986年12月発行)
特集 神経活性物質受容体と情報伝達
37巻5号(1986年10月発行)
特集 中間径フィラメント
37巻4号(1986年8月発行)
特集 細胞生物学実験マニュアル
37巻3号(1986年6月発行)
特集 脳の化学的トポグラフィー
37巻2号(1986年4月発行)
特集 血小板凝集
37巻1号(1986年2月発行)
特集 脳のモデル
36巻6号(1985年12月発行)
特集 脂肪組織
36巻5号(1985年10月発行)
特集 細胞分裂をめぐって
36巻4号(1985年8月発行)
特集 神経科学実験マニュアル
36巻3号(1985年6月発行)
特集 血管内皮細胞と微小循環
36巻2号(1985年4月発行)
特集 肝細胞と胆汁酸分泌
36巻1号(1985年2月発行)
特集 Transmembrane Control
35巻6号(1984年12月発行)
特集 細胞毒マニュアル—実験に用いられる細胞毒の知識
35巻5号(1984年10月発行)
特集 中枢神経系の再構築
35巻4号(1984年8月発行)
特集 ゲノムの構造
35巻3号(1984年6月発行)
特集 神経科学の仮説
35巻2号(1984年4月発行)
特集 哺乳類の初期発生
35巻1号(1984年2月発行)
特集 細胞生物学の現状と展望
34巻6号(1983年12月発行)
特集 蛋白質の代謝回転
34巻5号(1983年10月発行)
特集 受容・応答の膜分子論
34巻4号(1983年8月発行)
特集 コンピュータによる生物現象の再構成
34巻3号(1983年6月発行)
特集 細胞の極性
34巻2号(1983年4月発行)
特集 モノアミン系
34巻1号(1983年2月発行)
特集 腸管の吸収機構
33巻6号(1982年12月発行)
特集 低栄養と生体機能
33巻5号(1982年10月発行)
特集 成長因子
33巻4号(1982年8月発行)
特集 リン酸化
33巻3号(1982年6月発行)
特集 神経発生の基礎
33巻2号(1982年4月発行)
特集 細胞の寿命と老化
33巻1号(1982年2月発行)
特集 細胞核
32巻6号(1981年12月発行)
特集 筋小胞体研究の進歩
32巻5号(1981年10月発行)
特集 ペプチド作働性シナプス
32巻4号(1981年8月発行)
特集 膜の転送
32巻3号(1981年6月発行)
特集 リポプロテイン
32巻2号(1981年4月発行)
特集 チャネルの概念と実体
32巻1号(1981年2月発行)
特集 細胞骨格
31巻6号(1980年12月発行)
特集 大脳の機能局在
31巻5号(1980年10月発行)
特集 カルシウムイオン受容タンパク
31巻4号(1980年8月発行)
特集 化学浸透共役仮説
31巻3号(1980年6月発行)
特集 赤血球膜の分子構築
31巻2号(1980年4月発行)
特集 免疫系の情報識別
31巻1号(1980年2月発行)
特集 ゴルジ装置
30巻6号(1979年12月発行)
特集 細胞間コミニケーション
30巻5号(1979年10月発行)
特集 In vitro運動系
30巻4号(1979年8月発行)
輸送系の調節
30巻3号(1979年6月発行)
特集 網膜の構造と機能
30巻2号(1979年4月発行)
特集 神経伝達物質の同定
30巻1号(1979年2月発行)
特集 生物物理学の進歩—第6回国際生物物理学会議より
29巻6号(1978年12月発行)
特集 最近の神経科学から
29巻5号(1978年10月発行)
特集 下垂体:前葉
29巻4号(1978年8月発行)
特集 中枢のペプチド
29巻3号(1978年6月発行)
特集 心臓のリズム発生
29巻2号(1978年4月発行)
特集 腎機能
29巻1号(1978年2月発行)
特集 膜脂質の再検討
28巻6号(1977年12月発行)
特集 青斑核
28巻5号(1977年10月発行)
特集 小胞体
28巻4号(1977年8月発行)
特集 微小管の構造と機能
28巻3号(1977年6月発行)
特集 神経回路網と脳機能
28巻2号(1977年4月発行)
特集 生体の修復
28巻1号(1977年2月発行)
特集 生体の科学の現状と動向
27巻6号(1976年12月発行)
特集 松果体
27巻5号(1976年10月発行)
特集 遺伝マウス・ラット
27巻4号(1976年8月発行)
特集 形質発現における制御
27巻3号(1976年6月発行)
特集 生体と化学的環境
27巻2号(1976年4月発行)
特集 分泌腺
27巻1号(1976年2月発行)
特集 光受容
26巻6号(1975年12月発行)
特集 自律神経と平滑筋の再検討
26巻5号(1975年10月発行)
特集 脳のプログラミング
26巻4号(1975年8月発行)
特集 受精機構をめぐつて
26巻3号(1975年6月発行)
特集 細胞表面と免疫
26巻2号(1975年4月発行)
特集 感覚有毛細胞
26巻1号(1975年2月発行)
特集 体内のセンサー
25巻5号(1974年12月発行)
特集 生体膜—その基本的課題
25巻4号(1974年8月発行)
特集 伝達物質と受容物質
25巻3号(1974年6月発行)
特集 脳の高次機能へのアプローチ
25巻2号(1974年4月発行)
特集 筋細胞の分化
25巻1号(1974年2月発行)
特集 生体の科学 展望と夢
24巻6号(1973年12月発行)
24巻5号(1973年10月発行)
24巻4号(1973年8月発行)
24巻3号(1973年6月発行)
24巻2号(1973年4月発行)
24巻1号(1973年2月発行)
23巻6号(1972年12月発行)
23巻5号(1972年10月発行)
23巻4号(1972年8月発行)
23巻3号(1972年6月発行)
23巻2号(1972年4月発行)
23巻1号(1972年2月発行)
22巻6号(1971年12月発行)
22巻5号(1971年10月発行)
22巻4号(1971年8月発行)
22巻3号(1971年6月発行)
22巻2号(1971年4月発行)
22巻1号(1971年2月発行)
21巻7号(1970年12月発行)
21巻6号(1970年10月発行)
21巻4号(1970年8月発行)
特集 代謝と機能
21巻5号(1970年8月発行)
21巻3号(1970年6月発行)
21巻2号(1970年4月発行)
21巻1号(1970年2月発行)
20巻6号(1969年12月発行)
20巻5号(1969年10月発行)
20巻4号(1969年8月発行)
20巻3号(1969年6月発行)
20巻2号(1969年4月発行)
20巻1号(1969年2月発行)
19巻6号(1968年12月発行)
19巻5号(1968年10月発行)
19巻4号(1968年8月発行)
19巻3号(1968年6月発行)
19巻2号(1968年4月発行)
19巻1号(1968年2月発行)
18巻6号(1967年12月発行)
18巻5号(1967年10月発行)
18巻4号(1967年8月発行)
18巻3号(1967年6月発行)
18巻2号(1967年4月発行)
18巻1号(1967年2月発行)
17巻6号(1966年12月発行)
17巻5号(1966年10月発行)
17巻4号(1966年8月発行)
17巻3号(1966年6月発行)
17巻2号(1966年4月発行)
17巻1号(1966年2月発行)
16巻6号(1965年12月発行)
16巻5号(1965年10月発行)
16巻4号(1965年8月発行)
16巻3号(1965年6月発行)
16巻2号(1965年4月発行)
16巻1号(1965年2月発行)
15巻6号(1964年12月発行)
特集 生体膜その3
15巻5号(1964年10月発行)
特集 生体膜その2
15巻4号(1964年8月発行)
特集 生体膜その1
15巻3号(1964年6月発行)
特集 第13回日本生理科学連合シンポジウム
15巻2号(1964年4月発行)
15巻1号(1964年2月発行)
14巻6号(1963年12月発行)
特集 興奮收縮伝関
14巻5号(1963年10月発行)
14巻4号(1963年8月発行)
14巻3号(1963年6月発行)
14巻1号(1963年2月発行)
特集 第9回中枢神経系の生理学シンポジウム
14巻2号(1963年2月発行)
13巻6号(1962年12月発行)
13巻5号(1962年10月発行)
特集 生物々理—生理学生物々理若手グループ第1回ミーティングから
13巻4号(1962年8月発行)
13巻3号(1962年6月発行)
13巻2号(1962年4月発行)
Symposium on Permeability of Biological Membranes
13巻1号(1962年2月発行)
12巻6号(1961年12月発行)
12巻5号(1961年10月発行)
12巻4号(1961年8月発行)
12巻3号(1961年6月発行)
12巻2号(1961年4月発行)
12巻1号(1961年2月発行)
11巻6号(1960年12月発行)
Symposium On Active Transport
11巻5号(1960年10月発行)
11巻4号(1960年8月発行)
11巻3号(1960年6月発行)
11巻2号(1960年4月発行)
11巻1号(1960年2月発行)
10巻6号(1959年12月発行)
10巻5号(1959年10月発行)
10巻4号(1959年8月発行)
10巻3号(1959年6月発行)
10巻2号(1959年4月発行)
10巻1号(1959年2月発行)
8巻6号(1957年12月発行)
8巻5号(1957年10月発行)
特集 酵素と生物
8巻4号(1957年8月発行)
8巻3号(1957年6月発行)
8巻2号(1957年4月発行)
8巻1号(1957年2月発行)