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文献詳細

雑誌文献

生体の科学68巻3号

2017年06月発行

文献概要

特集 核内イベントの時空間制御 Ⅲ.生化学的アプローチ

パイオニア転写因子によるクロマチン構造変換

著者: 小山昌子1 胡桃坂仁志1

所属機関: 1早稲田大学理工学術院構造生物学研究室

ページ範囲:P.229 - P.232

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 パイオニア転写因子は,クロマチン構造の中に存在する標的塩基配列に結合し,標的遺伝子の転写を調節できる特殊な転写因子群として定義されている。本稿では,パイオニア転写因子として初期に定義されたFOXA1を中心に,その経緯と作用機序について概説する。

参考文献

1)Wolffe AP:Chromatin:Structure and Function, 3rd edn, Academic Press, San Diego, 1998
. 59:628-638, 2015
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. 62:79-91, 2016
. 364:412-420, 1993
. 161:555-568, 2015
. 168:442-459, 2017
. 17:36, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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