icon fsr

文献詳細

雑誌文献

生体の科学68巻3号

2017年06月発行

文献概要

特集 核内イベントの時空間制御 Ⅵ.感染と核内構造ダイナミクス

インフルエンザウイルスと核内構造

著者: 黒木崇央1 川口敦史1

所属機関: 1筑波大学医学医療系感染生物学

ページ範囲:P.256 - P.260

文献購入ページに移動
 ウイルスのゲノムは短く,コードされる遺伝情報もわずかである。そのため,ウイルスは宿主の生理機能を略取する必要があり,ウイルス粒子の宿主細胞への吸着から子孫粒子の放出まで,すべての段階で細胞由来の因子(宿主因子)を利用する。本稿では,細胞核の機能・構造をインフルエンザウイルスが略取する分子機構と,それによって引き起こされる細胞のストレス応答について紹介する。

参考文献

. 16:193-202, 1997
. 79:5812-5818, 2005
. 541:117-121, 2017
. 15:500-506, 2008
. 75:1899-1908, 2001
. 104:18235-18240, 2007
. 91:2017, In press
. 7:e1002397, 2011
. 26:4566-4575, 2007
. 4. pii:e08939, 2015
. 5:439-449, 2009
. 1:991-1000, 1998
. 483:428-433, 2012
. 76:1001-1007, 1995
. 396:125-134, 2010
. 12:e1005427, 2016
. 7:e1002187, 2011
. 310:29-40, 2003
. 1:16062, 2016
. 6:33608, 2016
. 86:11086-11095, 2012
. 11:e1005284, 2015
. 5:8768, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?