icon fsr

文献詳細

雑誌文献

生体の科学68巻5号

2017年10月発行

文献概要

増大特集 細胞多様性解明に資する光技術─見て,動かす Ⅰ.見る,観る,視る

超解像顕微鏡によるライブイメージング

著者: 岡田康志12

所属機関: 1理化学研究所生命システム研究センター 2東京大学大学院理学系研究科物理学教室

ページ範囲:P.378 - P.379

文献購入ページに移動
 回折により光学顕微鏡の分解能は200nm程度が限界とされてきた。そのため,細胞内小器官など微細形態の観察には電子顕微鏡が必要で,生きた細胞の観察は困難であった。近年,回折限界を超える分解能を達成する超解像顕微鏡法の開発が進み,生きた細胞の中で微細構造動態を観察することが可能となりつつある。本稿では,その原理・現状を展望すると共に,今後の課題を議論する。

参考文献

1)岡田康志:超解像顕微鏡法.原田慶恵,石渡信一(編):1分子生物学,pp252-261.化学同人,京都,2014
. 26:1743-1751, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら