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文献詳細

雑誌文献

生体の科学68巻5号

2017年10月発行

文献概要

増大特集 細胞多様性解明に資する光技術─見て,動かす Ⅰ.見る,観る,視る

多重染色・高密度標識で従来法の壁を超えるIRIS超解像顕微鏡法

著者: 渡邊直樹12 木内泰2

所属機関: 1京都大学大学院生命科学研究科分子動態生理学 2京都大学大学院医学研究科神経・細胞薬理学

ページ範囲:P.380 - P.381

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 超解像顕微鏡は,分解能向上に伴い標的がまだらに染色される問題が認識されてきた。筆者らは,この問題を解決する手法としてIRISを開発した。IRIS法は,標的に迅速に結合・解離する蛍光プローブを用い,その結合位置を積算することで画像を構築する。プローブを順次追加交換することで無制限の蛍光プローブが出すフォトンの情報が利用できるため,高精細な多重染色,高分解能の三次元超解像を実現することが期待される。

参考文献

. 25:1010-1024, 2014
. 12:743-746, 2015
.67:270-276, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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